こども園は、子ども達にとってはじめてふれる社会です。だからこそ子ども扱いをするのではなく、大人として成長していく一人の人間として接する必要があると当園では考えています。
例えば園舎の外観は、落ち着いた雰囲気のグレーを基調とした色合いのデザインを採用。一方園内は子どもの教育のために大切な、木の香りや温かみを感じる無垢材を基調としたつくりにするなど、質の高いものに触れる毎日を通して、豊かな知性や感性が得られる場所になればと考えています。
しかし、いくら外側ばかりを充実させても、それを活かすことができなければ意味がありません。そこで保育室や教室においては、おもちゃをはじめ子ども達が興味を持つものをそろえ、使い方や遊び方を教えるのではなく、自分で考えて遊び方を見つけられるようにレイアウトを工夫しています。答えを与えるのでなく、「答えを見つけるためのサポート」ができる施設と先生の指導で、子ども達の心や体、主体性や社会性を育てます。